ヘアピンレースのモチーフ編みショール(ブルー)

これは少し前の作品になりますが、ヘアピンレースの技法を使ったモチーフ編みのショールです。

アローのヘアピンレースショール(ブルー)


ヘアピンレースというのはU字形をしたヘアピンのような編み器に糸をかけながらかぎ針で編んで作るテープ状のレースのことです。

その昔、ヘアピンを利用して編んだことからこの名前が付けられたと言われています。
昔のヨーロッパの貴婦人たちは時間がたくさんあるので、レース編みや刺しゅうなどの手芸が発達し、さまざまな技法が編み出されました。
ヘアピンレースもいろいろな道具を試し尽くし、あらゆるものをレース編みの道具として使ってみるという発想から出てきたのかもしれませんね。

このヘアピンレースに使われる編み方は細編みが基本です。
U字型の針金の両わきに糸を巻きつけるようにしながら中心部に細編みを編んでブレードを作っていきます。

私はこの作業が大好きで気が付いたらすごーく長くブレードが編めてしまいました。

ブレードが長く編めたら、次にブレードにできたループをねじったり束ねたりして模様を作っていきます。
長いままアレンジすればレースのテープになりますし、切って丸く編み上げればお花のようなモチーフ編みもあっという間にできあがります。


ヘアピンの大きさによって幅が変えられて、丈夫な針金をU字型に曲げるだけで道具ができるというのも手軽だし、小さなものから大柄な模様までいろいろなものが作れます。
レース編みの中ではヘアピンレースは簡単にできてしかも模様がいろいろ楽しめるものではないかと思います。
アイデア次第でいろいろなことができるフレキシブルな技法です。



このショールはヘアピンレースのブレード部分をイラクサ(アロー)の手紡ぎの糸で作り、ふわっとした感触の杢糸でモチーフをつないで仕立てました。


アローのヘアピンレースショール(ブルー)の部分拡大


イラクサの糸はヘンプに比べて柔らかめな素材なので首に巻いてもチクチクしません。使い込むほどになじんでくる素材です。ナチュラルなベージュカラーも魅力です。
配色に使っているブルーの杢糸は素材が何だったか忘れちゃったけど、手触りは綿のようなやわらかさのある糸です。イラクサの雰囲気とぴったりだったので使いました。

幅:約23.5cm
長さ:約150cm
重さ:130g


お待たせしました。ようやく出品しました。
よかったら私のブースをのぞいてみてくださいね。


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handloom at 00:58 │Comments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ!完成品  | ニット

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